それって二流三流よ?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060214/229168/
えっと…とりあえずまぁタイトル見て頂戴。


http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060214/229168/ より
容易ではない,SEからコンサルタントへの転進
…微妙ねぇ。とりあえず内容見てから判断って感じかしら。


http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060214/229168/ より
長年のIT化で,業務の自動化・省力化はほとんど完成の域に達しつつあります。
あらやだいつの間になにが完成したってのかしら? 法律を楯にした言い訳の仕方? 「仕様です」って言葉の浸透っぷり?


http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060214/229168/ より
しかし,高度成長が終焉し成熟経済となった今,同じ産業でも企業ごとに勝組と負組が分かれてきました。その違いは,個別企業の競争力や戦略の差です。IT はその重要なツールです。結果として,先進ユーザーは情報システムへ高い期待を抱くようになりました。しかし,競争力向上など経営に寄与するようなITの要件定義の能力は,プライム・コントラクタでもまだまだ不十分です。
…なんかこぉ…取ってつけたような内容だわねぇ。っていうか中身がすかすかで読むのに一苦労よ?


http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060214/229168/ より
要求定義やビジネスの上流領域を押さえられなければ,大手ベンダーといえども下請開発屋です。しかし,SEをコンサルタントに転換させるのは容易ではありません。そもそも,テクノロジに興味があるSEをコンサルタントに転換させて,経営戦略を担当させるのは現実的でしょうか?
………はぁ?
なんていうのかしら……技術屋って商売を根本から根底から基本から応用まで徹頭徹尾勘違いしてらっしゃらないかしら?
あたしたちが作るものは「道具」でありそれは「魔法」なの。様々な人々が欲しいと思う「要求」を「充たす」ための「道具」を作るのが、技術者の仕事なの。
だから、欲しがる人たちが「何を欲しがっているのかを知る」なんてのは、技術って物をちゃんと系統立てて学ぶ人間にとっては必須の科目の一つなの。


なんだかものの見事に駄文だわね。…どんなバカが書いているのかしら?


http://itpro.nikkeibp.co.jp/watcher/tonami/index.html より
ユーザー企業のIT部門を振り出しに,多数のプロジェクトのシステム・エンジニア,リーダーおよびマネジャーを経験。その後,コンサルティング,IT雑誌等への寄稿・連載,セミナー講師として活躍。現在はSE研修を主軸としています。情報システムが抱える最大の危機は,戦略上流と構築下流との間,経営と現場とITとの合流点である「中流」が詰まって流れが悪くなっていること。SEが勇気を持ち,中流に上がって行かねばなりません。本音辛口カタルシスで“トナチャン”が熱く語ります。
まぁまぁ…へそで茶が沸かせてしまいますわ。ええもちろんあたくしが沸かすのは上品なお紅茶なんですけれども。全体的に…なんていうのかしら…どうももう一つ「技術者の心を打つ」ものになっていないのよねぇ。
例えば、戸並隆の「ITコーディネータからの手紙」*1 ってのをなさっていたようだわ。
で、いくつか*2記事を拝見したんですけれども。
全体的に視点が経営とマネージメントにより過ぎているのよね。「技術者としての経験をひとかけらたりとも感じ得ない」と言い換えてもいいかしら? 或いは、いわゆる古い「COBOL系技術者を技術者のスタンダードとして見ている」って見方もありかしらね。いずれにしても、ちょっと心に響くものがなさ過ぎると思うの。特に対技術者的にって考えたときに。
だから、全体的に「毎度おなじみ経営とかマネージメントが好きな技術に蒙昧な連中の戯言」以上の説得力をどうしても持ち得ないのね。


もちろん「経営/コンサル」と「技術」の双方で素晴らしくレベルの高いものを持つ、っていうのが限りなく困難であることはわかるわ。でも、それにチャレンジしてこその男なんじゃなくってかしら?
あたしも、技術的スキルとコンサル的スキルの融合自体はとても大切なことだと思うの。だからこそ、もっとマシな文章を書いていただけないものかしら、って思っちゃうのよね。
どんなもんなのかしら?