攻撃は最大の防御なのね?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/15/news117.html より
iPod課金」は「文化を守るため」――権利者団体が「Culture First」発表

87の権利者団体が「Culture First」の理念を発表した。「文化が経済至上主義の犠牲になっている」とし、私的録音録画補償金の堅持に加え、対象をiPodやPC、携帯電話などに拡大すべきと訴えている。

…なんだか予想通りな方向性に進んでいなくってかしら?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/15/news117.html より
日本音楽著作権協会JASRAC)や実演家著作隣接権センター(CPRA)など著作権者側の87団体は1月15日、「文化」の重要性を訴え、私的録音録画補償金制度の堅持を求める運動「Culture First」の理念とロゴを発表した。「文化が経済至上主義の犠牲になっている」とし、経済性にとらわれない文化の重要性をアピールしながら、補償金の「適正な見直し」で、文化の担い手に対する経済的な見返りを要求。今後は新ロゴを旗印に、iPodなども補償金制度の対象にするよう求めるなど、政策提言などを行っていく。

そうねぇ確かに「文化が経済至上主義によって滅ぼされようと」しているわ? さすがにおわかりになってるじゃない。ご立派ですことよ?
で、あなたたちはどちら側なのかしら?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/15/news117.html より
CPRA運営委員の椎名和夫さんは「経済・流通至上主義の考え方で、権利者側は既得権者と呼ばれ、流通を阻害している元凶とも言われる。コンテンツは単なる嗜好(しこう)品に過ぎないという考え方があるのも知っている。それが間違っていると言う気はないが、新技術やビジネスが、文化やそれを支えるシステムをき損してはいけない」と訴える。

えぇえぇまさにその通りでしてよ?
「新技術やビジネスが、文化それを支えるシステムをき損してはいけない」素晴らしい理念だわぁ。
で、文化を支えてるシステムってどこにあるのかしら?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/15/news117.html より
Culture Firstは、文化を守るために私的録音録画補償金を守るべき──というのがその主張だ。87団体は「補償金があるからこそ私的なコピーが自由にできる」とした上で、「受け取る補償金の額が激減し、権利者の保護レベルが急激に低下した。危機的状況にある」と訴える。

まぁお台所が火の車なのね? 確かに消し止めたいところだわねぇ。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/15/news117.html より
権利者側はこれまでも、補償金の徴収対象になっていないデジタル録画・録音機器を対象にするよう訴えてきたが、今後は「Culture First」の旗印の下に、改めて「iPodなど携帯オーディオ、PC、携帯電話、カーナビ、Blu-ray DiscHD DVD、HDDなどを補償金の対象にすべき」と訴えていく。
また、電子情報技術産業協会JEITA)が主張する、「DRMの普及に伴い補償金は撤廃すべき」という意見に対して「断じて許せない」と反論。「補償金制度の維持は『ダビング10』合意の前提条件 ( http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/09/news115.html ) 」と改めて表明した。

すごいわぁ「iPodなど携帯オーディオ、PC、携帯電話、カーナビ、Blu-ray DiscHD DVD、HDDなどを補償金の対象にすべき」ですって?


なんていうか…あまりの慎み深さにいっそ感じ入ってしまうものがありそうですわ?
こうも壮観ですと、あたしのような奥ゆかしい女にはいっそ遠い世界の事のように感じてしまえましてよ?
ええもちろんあたしはここから動かないからあんた達が西の果てのもっと先までいくのよ?*1
大丈夫。あたし特性の落雁を山とお供えして差し上げますから。


*1:どっちかってぇと地下深くかしら?