事故かしら? それとも故意かしら?

上のWinny情報流出関連で、最近考えていることがあるの。
そうねぇ。こんな感じ。


あたしは適当に有名な会社の社長なんですけれども。最近、世論的にちょっとまずいところに追い込まれてるわ。真実が盛り込まれまくったそのうわさを何とかして「悪質なプロパガンダ」って事にしてうやむやにしたいんですけれども…下手に発言でもしようものなら、悪意ある評論家モドキたちから何をされるかわかったモンじゃないわ?
でも、そこでいい事を考えてしまったの。
まずここに「話をそらすために都合のよい"ちょっとだけうちの会社にも非があるけれども今の世論よりも大分マシな"でっちあげを用意するわ。で、そのでっち上げが真実であるかのような、資料とか担当者のMailのやり取りとかメモ書きとかを用意するの。
次に用意するのはPC一台よ。そこにはWinnyをいれて、先ほどの資料も一式入れておくの。で…ウィルスに感染しちゃうの。
後は見計らったように「Winnyでの"社内秘の情報流出"に気づき」「あわてて謝罪をし」「今後のセキュリティに関して言及」してみるの。
話題はきっと「Winnyでの情報流出」と、実際に流出した資料に向いていくわ?


これって、視線誘導技術とかと一緒なのよねぇ。
「右手を高々と上げてみよう。左手のタネを隠すために」ってのはマジシャンの基本よ?
センセーショナルなニュースで大きく騒ぐのも楽しいですし、いいと思いますの。でも、「もう一歩」踏み込んだ考察ってのを常に忘れてはいけなくってよ?