セキュリティの話をさわりだけ

腰をすえてってのは今度ちゃんとやるとして、今日は軽ぅく、ね。
目にする耳に聞こえる話で素敵な話をいくつか掻い摘んで紹介してみるわ。ついでに、ねっとりとしゃぶってあ・げ・る。

「そんなに周囲の人が信用できないんですか?」
そうよねぇ。きっと周りに悪い人なんかいないわ。お兄様はあたしのことを考えて結婚を勧めてくれたんだろうし、あなたの周りに、悪意でコンピュータを弄る人間なんできっとただの一人もいないわ。
安心なさい。安心して、あたしの手作りのお菓子でも食べてみて。上にかかってる粉雪のような化粧砂糖がきれいでしょ? あたし特性のお砂糖よ。

「他に危険なものがたくさんあるんだから僕の作ったものを危険視するのは変だ」
そうよねぇ。世間にはふぐの肝&卵巣とか、トリカブトとか、鈴蘭とかストリキニーネ、遺産相続の粉、海ウサギの角、砒素、水銀化合物、ニコチン、などなど。たくさんあるんですもの。
あたしの調合したCantarellaを危険視するなんておかしいわ。そう思わない?
だから安心して召し上がって頂戴。きっとしびれるほどおいしくってよ?

みんな、自分に嘘をついてごまかして、まやかしの安全と偽りの真実に浸るのが好きなのねぇ。素敵だわ。
そうよねぇ。現実と正面きって向き合うより、バラの花に囲まれたベッドの中であま〜いまどろみとともに寝そべってるほうが気楽ですもの。
でも、男って逆境に耐え抜いて鍛えられてこそ光るものだわ。女は同性と異性のシビアな目でチェックされてこそ育つものだわ。
あたしは母親になるような年じゃないから、ガキには興味ないの。

おわかり?