同じネタでこうも違うものかしら?

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20092053,00.htm
まずはタイトルからご覧遊ばせ。

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20092053,00.htm より
最も重要なのは「電子メールアプリ」--デスクトップLinux採用の調査結果

ええ先ほど記述いたしました「あの」ネタですわ。
ただ…なんていうのかしら。子供のお遊びとオトナの仕事の差を見せ付けられたって感じかしら?

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20092053,00.htm より
Open Source Development Labs(OSDL)は今週発表した調査報告Desktop Linux Client Survey 2005のなかで、デスクトップでのLinux採用が、高機能な電子メールアプリケーション不足のために遅れている可能性があると指摘した。

まずこの部分で「高性能」じゃなくって「高機能」であることがうかがい知れるわ。…まぁ突っ込んだそのまんまの内容だわね。

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20092053,00.htm より
3300名以上のユーザーを対象とした同調査では、アプリケーションサポートの不足がLinuxの普及を阻害していることも明らかになった。

母集団の属性がもう一つ不明ではあるんですけれども。取り合えず母集団の数は見えてきたわよねぇ。

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20092053,00.htm より
同調査は、OSDLのDesktop Linux Working Groupが2005年10月に実施したもの。プラットフォームの種類に関わらず、電子メールは最重要なアプリケーションであると認識されていることから、質の高いこうしたアプリケーションが提供されなければ、多くのユーザーがLinuxを有望なデスクトップ向け代替製品と見なすことはないという結果が、同調査では出ている。

そうねぇ。この記事によれば「OSDLのDesktop Linux Working Groupがおこなった調査によれば」そのような結果になった、って結んでるわ。どこぞの「僕はこう思う」とは雲泥の差だわね。
で…まぁ馬鹿相手の比較を延々としても仕方がないので、もうちょっと切り込んでみるわね。

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20092053,00.htm より
今回の調査の結果は、アプリケーションベンダーに対し、Linuxデスクトップ用の高品質な電子メールアプリケーションの開発に力を入れるよう促す、明確なメッセージでもある。
現時点では、Linux向けのグループウェアクライアントであるNovellの「Evolution」が、電子メールやカレンダー、タスクおよびコンタクトリスト機能を提供しており、同製品を用いてMicrosoftの「Exchange」にも接続できるが、他の選択肢はほとんど存在していない。

…ちょっと気になる選択肢よねぇ。これって、MUAってよりも「MUAを含むスケジュールソフト」って感じじゃなくってかしら?
確かにそれらを統合している方々は少なからずいると思うの。でも…それでもなお、あたしはもう一つ懐疑的だわ。まぁ「一般市場」において「要求されている」んでしょうから、商売的には「開発するべき」でしょうし。あたしが懐疑的である理由は多分に技術よりの思考なので、この場合においてあまり意味はないんですけれども*1

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20092053,00.htm より
同調査では、周辺サポートやエンドユーザーのトレーニングなどの問題を、デスクトップLinuxの普及が遅れているその他の主要な原因として挙げている。 Linuxが、Microsoftの「Office」やAdobeの「Photoshop」といった一般的なデスクトップアプリケーションに対応すれば、トレーニングに関する問題は軽減すると指摘する向きもある。

まぁこれはそんなもんでしょうねぇ。もっとも、Adobe製品はともかくとして、Office製品がLinux対応するとはちょっと考えにくいんですけれども。

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20092053,00.htm より
調査において、Linux採用の決め手となる一番の理由は経営者の希望であり、Linuxを利用している競合企業に遅れを取らないためという理由が次点になったことで、Linuxは主に開発ツールとして利用されているというこれまでの見方は否定された。調査では、多くの企業がオープンソースの利用を真剣に検討しているとも指摘され、企業の文化的側面が変化したことがわかった。

これはちょっと興味深い話だわね。…まぁ「イメージ先行」なのねぇって感じではあるんですけれども。…もしかすると「デスクトップ Linux」って思った以上に注目度が高いのかしら?


それにしてもまぁ…なにかしらこの雲泥の差は。
まぁちょっと以外な話も読むことが出来たからあたし的には満足なんですけれども。


*1:女ってとりあえず自己主張したいものなのよ(笑