気づいたんだか あわてたんだか

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0507/01/news059.html
総務省経由のお話よ。お題は「ネットでの匿名性の可否」って感じかしら?


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0507/01/news059.html より
「ネットに匿名性は不可欠」――総務省
総務省がネットの匿名性を排除しようとしている」――ある報道を発端に批判が広がった。総務省は、ネットの実名性を高める必要はあるとしながらも、匿名性を排除するつもりは全くない、と弁明する。
まぁ、どういう思考過程でたどり着いたのか興味はあるんですけれども、ごくまっとうな発言よね。
というか、匿名実名の問題を「単純にどちらかにまとめる」ほど愚かな行為もないと思うんですけれども。


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0507/01/news059.html より
「研究会の構成員全員が、ネットに匿名性は不可欠と思っている」と内藤補佐は強調する。匿名を利用し、現実社会の立場に左右されずに自由に振舞ったり、本音で語り合ったりできる場としてネットは重要。内部告発のように、匿名だからこそ公開できる情報もある。
ただ、匿名による無責任な発言がネットの信頼性を損ね、ネットの良さまで覆い隠してしまっている部分があるのは否めない。
良さをどこにおくのか、にもよるとは思うんですけれども。
まぁ、若干ダーティーな側面までをちゃんと見据えてるっぽい発言なのはとても好感がもててよ?


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0507/01/news059.html より
「私を含め、『ネットはジャングルだ』というイメージの人は多いのではないか」と内藤補佐は話し、匿名の発言が大多数のままでは、「ネットは怖い」というイメージが定着してしまうと心配する。
あら? 男なら「ジャングルで生活できるくらいの生存技能」を持てなくてどうするのかしら?
女? 大丈夫よ。あたしだってちゃんとインターネットっていうジャングルの中で生息してるんですもの。


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0507/01/news059.html より
トラックバックを受けたブロガーの多くは、報告書を読んだ上で再度意見を表明し、ネット上の議論の爆発は終息しつつあるようだ。「一次資料を読まずに批判・賛成するリスク」──図らずも、研究会が考えるネットリテラシーの深化を一連の騒動が促した面もあったのかもしれない。
そうねぇ。つい忘れそうになるんですけれども。「一次資料の確認」っていうのは常に大切なのよね。


ネットって、「リンク」の機能で比較的容易に「一次資料へのポインタ」を指し示すことができるわ。
そういう「ちょっとした事」をいつまでも忘れずにいたいものね。