井戸田潤さんのお顔より甘くってよ?

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/07/01/8239.html
なんか、銀行の個人情報の管理の甘さが目立つニュースが続いてるんですけれども。
とりあえずひとつ、大きく突っ込んでおきたいところがあるの。


http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/07/01/8239.html より
各行で紛失した情報の大半は、肉眼では内容を確認できないマイクロフィルムというフィルム状の記録媒体に保存されていた。大手3行では「行内で誤って廃棄した可能性が高く、外部へ情報が流出した懸念は低い」とコメントしている。
ふぅ…いいかしら?
ここで紛失した情報には


http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/07/01/8239.html より
これらの情報には、氏名、住所、生年月日、口座番号、預金残高などが含まれていた。
のよ?
ましてやその数といったら


http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/07/01/8239.html より
りそなホールディングスでは傘下の4行で計約28万7,000人分、UFJ信託銀行では約11万6,000人、三井住友銀行では6万1,405人分の個人情報を紛失。
という膨大な量に及ぶの。それがどれだけ「垂涎モノの」情報かわからないのかしら?
つまり、悠長に「データを破棄する」ような甘さを、行員のたった一人がそれに気づいてしまえば、「破棄したフリをして情報を取得&売却」っていう流れがあっというまに予想できてよ?


大体「破棄した」って断言すらできずに「行内で誤って廃棄した可能性が高く」なんていってる状態で、どうして「外部へ情報が流出した懸念は低い」っていう発言ができるのかが不思議だわ?
まぁ、字面のよさに誤魔化される無思慮無思考な顧客をたくさん抱えてらっしゃるのね、きっと。
こんな連中が「通帳作るのに身分証明を見せろ」だなんて、なにか間違ってないかしら?