鴻鵠のつもりなのよ?

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/06/29/8208.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/29/news067.html
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20084860,00.htm
私的録音録画補償金関連のお話よ。
JACRAC様初め、著作権の権利を代行すると称する寄生虫な方々の強欲なまでの努力が無に帰そうとしてしまっているわ?
僭越ながら、ファン代表のあたくし、Lucreziaがここで一発気合を入れて応援を差し上げなきゃ、って思って、今日の文章を書いておりますの。
上記3つのURLはほとんど内容が一緒なので、とりあえずITメディアさんの文章をメインに引用してみますわ。よろしくってかしら?


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/29/news067.html より
調査は日本能率協会総合研究所のWeb調査システムを使い、6月1〜3日にかけて20〜59歳の男女2150人から回答を得た。
私的録音録画補償金制度の内容について「良く知っている」は2.0%、「ある程度知っている」は15.1%。一方、「制度名だけは知っている」が 19.4%、「まったく知らない」が63.4%となり、BSAは「全体の82.8%がが補償金制度の内容を知らないことが明らかになった」としている。
あら? だからどうだっていうのかしら。
そりゃもちろん、ご存じない方がいらっしゃるんでしょうけれども、それを言ってしまったらどんな制度だって、知っている人と知らない人がいるのよ? このさい比率はどこか遠いところに放置しておくんですけれども。
だからって、それを以っていきなり「問題があるかのような書き方」をするのってどうかと思うわ?
寄生虫の皆様方だって、決して気づかれたらクレームがくるから水面下で片付けちゃえなんてひどいことは考えていらっしゃらないはずよ? 多分。


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/29/news067.html より
私的録音録画補償金制度は、レコード会社が販売する音楽CDや、テレビ番組などをデジタル記録できるメディアやハードの価格に補償金を前もって上乗せしておき、著作権者に分配する制度。MDメディアや録画用DVD-Rなどに課金されている。
日本音楽著作権協会JASRAC)などの権利者側は、普及が進む携帯プレーヤーに加え、PC用HDDなど汎用品まで課金対象に含めるべきと主張。電子機器メーカーの業界団体・電子情報技術産業協会JEITA)らが反発している。
そうよ。大体、著作権を侵害しようとしているユーザが悪いんだわ。だから、一方で「著作権が侵害できないように努力をする」傍ら、もう一方で「著作権が侵害されたことを前提にあらかじめ収益を確保する」必要があるのよ。
著作権を大切な金の卵として使うためには、今でもまだ手ぬるいくらいよ? だって、著作権侵害のために用いられている空気とか声帯とか、その辺りにはまだ言及していないでしょ?*1


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/29/news067.html より
BSAのロバート・ハリマンCEOは「日本で行われている補償金制度の見直し議論に、真の消費者と真の権利者が参加していないことを危惧している。今こそ権利者、メーカー、消費者が三位一体となって補償金制度に代わる新たな解決策を検討すべき」とコメント。
あらあら。やっぱり外国の方はだめねぇ。「真の消費者と真の権利者が参加していない」ですって? ちゃんと参加してるじゃない。「真の消費者」である寄生虫の方々と、「真の権利者」である寄生虫の方々が。この国での民ってのは「選ばれたごく一部の人間」をさすのが伝統なのよ。そのあたりをご存じないまま語られてるあたりが、まだまだだわねぇ。


さて。…そろそろ本格的にさらす時期に来てるのかしら?
一度、ちゃんと制度をチェックして、た〜っぷりと「応援」を差し上げたく思いますの。楽しみに待ってて頂戴ね。


追伸よ。このたび文句を言っている団体は Business Software Alliance (BSA http://www.bsa.or.jp/index.htm )っていう団体なの。興味があったらPageでも覗いてみてちょうだね。

*1:時間の問題…ってジョークがもうひとつジョークっぽく聞こえないあたりがブラックよね