咀嚼さえ一人じゃできないんじゃないかしら?

http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20050621/20050621it04-yol.html
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20050621/20050621a1320.html
システムとは関係ないんですけれども、あんまりにも気になったので。


http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20050621/20050621a1320.html より
仕事に就かず学校にも行かない「ニート」と呼ばれる若者が増加する中、学生・生徒や無職の青少年で過半数の52・9%が「希望の仕事があれば働きたい」と回答。これに対し、親の52・6%が「多少希望と違う仕事でも働いてほしい」と望み、親子間で職業観の落差も浮き彫りになった。

http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20050621/20050621it04-yol.html より
青少年に就労意識を尋ねたところ、「希望の仕事があれば働きたい」が52・9%で、「希望と違う仕事であっても働きたい」は24・3%にとどまった。「働いても働かなくてもどちらでもよい」は3・6%、「働きたくない」も5・4%おり、自立の遅れが目立った。
すばらしいわぁ。
で、あたしは聞いてみたいんですけれども。働いていない連中ってどうやって食ってるのかしら?
結局親に食わせてもらってるのよね? だからそんな、本場のザッハトルテよりも甘い見解ができるんだわ?
きっと、どんな仕事に就いたって、こういう連中ってちょっとつまらなくなるだけで「これは僕に向いてる仕事じゃない」「僕はもっと(創造的|建設的|有意義|僕の能力が生かせる|先進的|改革的)な仕事のほうが向いてるんだ」っていう風に逃げ場所を作っていくのよね。
まぁ、あたしの周りにこんな連中はいないですし、いたら血も出なくなるくらいまでしごきあげますけれども。


とはいえ、責任の一端は親にもあるのよねぇ。子供なんて適当な時期には「家から叩き出して」ひとりで生活させるべきだわ?
もちろん、経済的な力とか誘惑に対する処理法とか色々必要なんですけれども。それがないからっていつまでも巣の中で温室育ちさせるよりは「早いうちから世間の冷たい風に晒す教育」を施しているほうがいいんじゃなくってかしら?


どこぞにあったわねぇ。「あたしに言わせりゃ 優しさって 気弱な自分を カモフラージュできちゃう 便利な言葉ね」って。
結局のところ、親が自分の教育とか自信とか生き方とかに失敗してて、それをごまかすために優しさっていう仮面をかぶってるだけじゃないかしら?


三厭五葷を断って孤高の悟りを開く自己満足な連中よりも。あたしは「凡俗の垢にまみれてなお溺れずに聖性を保つ」ほうが素晴らしいと思うわ。
あなたはちゃんと「凡俗の垢に溺れることなくまみれて」いるかしら?