倫理観っていうよりも使いやすさの問題かしら?

http://www.mainichi-msn.co.jp/it/network/news/20050608org00m300079000c.html
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20084263,00.htm
音楽関連のお話。P2P(PtoP)とかWinnyとかWinMXとかとiTunes Music Storeとか、そのあたり関連よ。
まぁ飽く迄「米国での」お話ではあるんですけれども。


http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20084263,00.htm より
市場調査会社のNPD Groupが発表した調査結果によると、米国では170万世帯のユーザーが2005年3月に、iTMSから楽曲をダウンロードしたという。これは、 iTMSの利用者数が、PtoPソフトのLimeWireを使って楽曲をダウンロードした人の次に多いことを意味する。
しかし、3月に利用世帯数が最も多かったのはPtoPサイトのWinMXだった。米国では3月に210万世帯がWinMXから楽曲をダウンロードしている。

http://www.mainichi-msn.co.jp/it/network/news/20050608org00m300079000c.html より
米NPDグループが7日(米国時間)に発表したデジタル音楽の入手方法の調査結果で、P2Pの「WinMX」がトップとなり、米アップルコンピュータの「iTunesミュージック・ストア」が多くの無料サービスを抑えて2位に食い込んだ。
ですって。
「素晴らしいわ著作権を意識した優秀な市民達の勝利なのね」
とか無駄に騒いで見てもいいんですけれども。
まぁ端的に考えて「叫ぶほどの金額ではなく(したがって金額というハードルが低く)」かつ「比較的簡単に扱える」うえに「一応でもメーカのサポートなどが色々とある」っていうのがiTunesの魅力だったんじゃないかしら?
実際

http://www.mainichi-msn.co.jp/it/network/news/20050608org00m300079000c.html より
ネット利用世帯の全体では、3月中に有料音楽ダウンロードストアを利用したのは4%。有料サービスの利用者の多くは30歳以上だったのに対し、より若い層ではP2Pでファイル交換をする傾向が強かった。
っていう傾向もあるみたいですし。
まぁガキは金持ってないから「努力してでも安いほう」に流れちゃうわよねぇ、どうしても。


この流れで考えれば

  • ハードルになるほどの金額にしない(単価をある程度安めに設定する)
  • PtoPを適当に締め付けて、かつiTunesが「便利で特典がある」方向に誘導する

ことで、もちろん100%ではないんですけれども、ある程度「有料方向にシフト」していけるんじゃないかしら?
ついでに「きちんとDBで各楽曲ごとのカウントが正確に行われる」のもいいわね。ねぇJASRACさま?
きっと、周りで言われているような「著作権料とか言いながらまともに権利者の懐になんか入らずに、ほとんどが利権ゴロのごときJASRACのダニどもに吸われ尽くしている」なんて根も葉もない罵詈雑言から逃げられましてよ?
やっぱり、こういう健全な、みんなを照らす太陽のような流れってあたしは好きだわぁ。ついでに太陽なら日焼けもできますから。「色の黒いは七難隠す」って言いますし*1
まぁ「紫外線でウィルスや細菌の類が死滅する」のは仕方がないことよね?
今後の流れが色々な意味で楽しみだわ?

*1:そういえば「ヒゲはオカマの化粧。筋肉はオカマのドレス」って言い切った方もいらっしゃったわねぇ