恥じらいとチラリズムってものを考えてみたいわ

https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/14607.html
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/11/15/5402.html
とてもヒットなお話よ。NTT西日本のアンケート結果情報、約7,000人分がWeb上で閲覧できてたんですって。しかも三ヶ月以上も、よ!!
具体的な情報詳細なんですけれども、


https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/14607.html より
閲覧可能な状態にあった個人情報は、8月に実施されたADSLモデムの無料プレゼントキャンペーンに関するアンケートの回答内容で、フレッツ・ADSLユーザー約6,400人分とBフレッツユーザー約600人分の氏名、住所、電話番号、メールアドレスといった情報や「自己所有(一戸建て)」「賃貸(マンション)」といった自宅の形態、インターネットの利用状況なども含まれていた。
だそうよ。…ここのところの個人情報流出で、大企業がどれくらい「我が身のこととして痛みを感じ入ってたか」が如実にわかろうって感じだわね。
ええもちろん、悪意があったわけではないと思うの。だって

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/11/15/5402.html より
原因については、「本来別サーバーで管理しなければならない回答データを、閲覧可能なサーバーに保存していた」とコメント。「これまでも同様のアンケートをとっていたが、問題はなかった。現在調査中の段階だが、人為的なミスの可能性もある」としている。
っていう話なんですもの。人為的なケアレスミスであれば、それは仕方がないと思うの。
そうして、事後処理に関してなんですけれども、えらいわぁ。きちんと言及しているの。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/11/15/5402.html より
「11月12日の17時30分ごろにNTT西日本が指摘を受けた。18時ごろに大阪支店で確認し、18時30分ごろに外部から閲覧できないように修正した」
という、わずか30分で修正が可能である程度に軽微な、或いは致命的な内容のミスに対して

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/11/15/5402.html より
これまでも同様のアンケートをとっていたが、問題はなかった。
というふうに「チェック機構の甘さ」を大きく漂わせたまま

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/11/15/5402.html より
「再発防止に向けてなんらかの対策を実施する予定だ」
という発言を

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/11/15/5402.html より
詳細は未定
なまま発言する勇気、っていうのは素晴らしいことだと思うの。
もちろん、公式サイトである
http://www.ntt-west.co.jp/
のTop Pageを見てもどこにも何も書いていないっていうのは少し「いかがなものかしら?」って思わなくもないんですけれども。顧客情報を情報公開したんですから、自分達のミスも情報公開していただきたいものだわ、って思うのはあたしだけかしら?
まぁ、所詮「無知で白痴な上のほうから降りてきている木っ端役人風情」が会社員の真似事したら、こんな感じになっちゃうのかしら?
でも、みんな虐めないであげてね。彼らだって犠牲者なのよ、己っていう、あまりにも無能な存在の。