誤認って便利な言葉だわね

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/10/18/5030.html
ACCSのお話。ファーストサーバの話って言い換えてもいいわね。
とりあえず一言で片付けると「双方の杜撰な運営が改めて明らかになった」って感じかしら?


http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/10/18/5030.html より
ファーストサーバは、2002年12月に脆弱性を認識
そうねぇ。これは前からいわれていた話だわ。まぁ気になるのは、認識した後「2003年3月には、ユーザーによるソースの改変ができない仕組みの新型CGI(新標準CGI)が完成」ってあるんですけれども…なんで3ヶ月もかかったのかしら? ってところかしら?
まぁ、修正程度ではおっつかなくて「中身総入れ替え」だったんでしょうねぇ、って好意的に解釈して差し上げてもよろしくってよ?
ただ、それにしても、せめて使ってる全員に周知するくらいには気合入れて連絡しても良かったんじゃないかしら?
で、本題はここからなのよね。


http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/10/18/5030.html より
2002年12月から旧標準CGIの上書きを進めていたファーストサーバだが、ASK ACCSCGIには上書きを施していなかった。その原因としては、「CGI上書き作業の際、当該CGIが旧標準CGIであるにも関わらず、カスタマイズCGIと誤認し、上書きを実施していなかった」ことが判明した。
これってものすごく単純な「デグレイト」よね?
CGIを上書きするときに中身を確認したり、上書きした後に「バージョンアップができ、ちゃんと動くことを確認」したりっていう作業は一切なかったのかしら?
結局のところ、誤認云々以前の問題として「基本的最低限のことをまったくなにもやっていなかった」っていう職務怠慢が明らかになっているだけよ?


まぁこれだけ怠慢をバベルの塔のごとく積み上げておいて、自分達は被害者面してるってのはある意味たいしたものだわ?
この次はいったいどんな誤認をやらかすのかしら?