相変わらずきな臭さ満タンだわねぇ

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000050156,20069782,00.htm
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0407/12/news037.html
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0407/12/news038.html
SCOのお話だわ。どうもあたし的には動きがきな臭く見えてならないのよねぇ。


http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0407/12/news037.htmlより
SCOは、Linuxには自社が保有するUNIX System Vのソースコードからそっくりコピーされたコードが含まれると主張してきたが、8日に提出された意見書は、IBMにこれらの侵害の責任があるとSCOは考えていないことを示している。
「SCOは、Linuxに対するIBMの貢献に基づいた著作権侵害を主張しているのではない」と同意見書は述べている。SCOがIBMに申し立てた著作権侵害の主張はAIXおよびDynixの両OSに関するものであり、SCOが昨年、IBMへのUNIXライセンスを「終了」した後でもIBMはこれらのOSを配布し続けたとしている。


http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0407/12/news037.htmlより
IBMが何度歪曲しようとも、この訴訟は、UNIXソースコードLinuxに文字通りコピーされたことに関するものではない」とSCOは記している。「SCOは当初から、IBMUNIX System Vに対する修正あるいは同OSをベースとした派生製品として同社が作成した“成果物”をLinuxに提供したことが、IBMのライセンス契約の違反に当たるのだと主張してきた」


http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0407/12/news037.htmlより
「はっきりしない訴訟だ」とユーニス氏は言う。「SCOは数カ月間にわたり、そっくりコピーされた部分があると主張してきたため、これは純然たる著作権訴訟だとわれわれは理解した」
「SCOの弁護士に話を聞くと、この著作権訴訟を、彼らが提起したい真の訴訟というよりは一つの意思表示として位置付けているという。彼らは訴訟の範囲を拡大して、より多くの著作権の主張を含めたいと考えているようだ」と同氏は話す。
裁判の内容を混迷させて、長引かせているようにしか見えないの。でも、無意味に裁判を長引かせても、イメージ戦略上の問題でマイナスが起き易い上に費用もかかっていいとこなしだわ。
じゃぁ、どんなメリットをSCOはそこに感じているのかしら?


http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000050156,20069782,00.htmより
SCOは8日、裁判に先立つ証拠開示の対象者を拡大し、Linuxの主導者であるLinus TorvaldsをはじめとするLinuxプログラマにも証言を求める予定であることを明らかにした。


http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000050156,20069782,00.htmより
7月8日、SCO側の法律事務所Andrews Kurthの弁護士John Harropは、「SCOは、世界数千人の貢献者に対し誰がLinuxに実質的な貢献をしたのか、と供述を求めるつもりはない」と述べた。しかし、その一方でSCOはTorvaldsからの情報を求めている。


http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000050156,20069782,00.htmより
SCOはこれに加えて、さまざまなLinuxパーツの保守管理に責任を持つシニアプログラマIBMのパートナー会社、Linuxに貢献した民間グループからも情報を入手したいとしている。
このあたりがあたしのアンテナに引っかかるわ。つまり「裁判が続いている」限りにおいて、裁判上で「必要だ」と言い張って、こういう迷惑な、きな臭い行為を続けていくことが出来ると思うの。


そうねぇ。ちょっと勘のいい、SCO寄りの人間ならきっとあたしの「きな臭い」って感想に対して、こう申し述べてくるんじゃないかしら?
「痛くない腹ならさぐられても問題ないだろ? 痛いのは、なにか問題があることが分かってるからだろ?」
素晴らしく正当な意見よね。言い分はとても正しく聞こえるわ。自分の身が潔癖なら、胸を張って堂々としていればいいんですもの。たとえ、一日に何十回となく電話やメールや訪問がこようと、たとえ同じ質問を幾度となく繰り返されようとも。
でも、あなた方はご存知かしら? あんまりそういう行動をとると、人間って「嫌な状況から逃げ出す」ために「質問者(攻撃者、かしら?)が欲している答えを出す」ものなの。でも一度そんな答えを出したらもう終わりね。その後はなにを言っても無駄。そうやって冤罪が大量に発生している…ってことはほとんどないはずよね? ねぇ、警察署の方々? 特に、京都県警とか大阪府警あたりにお伺いしてみたいかしら? それとも神奈川県警?
上記の内容って、結局「Linuxにかかわると面倒が起きるぞ」っていう状況を作り出しているようにしか見えないの。でも、どうしてSCOがわざわざそんなことをするのかしら? あら、資金提供先のMicrosoftは関係ないわよね?
SCOはこれからどこまでピエロを演じ続けていられるのかしら?