分かってるようなフリをしてなにも理解できてないのよねぇ

http://www.asahi.com/national/update/0606/016.html
spamまわりのお話。
法改正を考えている、ってのはまぁいいことだと思うの。今みたいな「spam業者に利益があるとしか思えない」規制法なんであるだけ邪魔だわ。
大体


http://www.asahi.com/national/update/0606/016.htmlより
受信拒否の連絡を受けた業者は二度と送ってはならず
って言ってるけれども。ここでどうやって業者が逃げをうとうとするか容易に想像がつこうって物じゃないかしら?
想像力が乏しいというよりもないのね。干からびてる脳みそって哀しいものだわ。
ちなみに、同じくらい想像力が干からびてる人たちのために、おねぇさんが少しだけレクチャーしてあげるわ。
その1
警察:こら。受信拒否をしている相手にメールを送り続けてるだろう。お前は有罪だ!!
業者:え? 受信拒否のメールなんて一通も来てないですよ? 別に「受信拒否のアドレスは故意に間違えた全然違うアドレスだから届くはずがない」とか「Fromに使うアドレスもメールBoxはないから連絡のつけようもない」とかって内情を話するつもりはないですけど。言われたら「ケアレスミス」で片付けるし。
その2
業者:あ、受信拒否にメールが来た。ってことはこのメアドは生きてるんだな。んじゃそれをリストにして…
業者2:ほほぉ。これが「生きているメールアドレスリスト」ですか。では見積もりどおりの金額で買い取りましょう
これでも分からなかったら…もうちょっと勉強して出直してらっしゃい。がちむちイケメンの殿方なら、ベッドの上であたくしがレクチャーして差し上げてもよろしくってですけれども。

法制定って諸刃の剣なの。「厳密に有罪であると確定できる」状況が確保できる一方で「法律の抜け道を通っているから無罪であることを法的に主張できる」状況も作ってしまうわ。まして「大穴だらけの抜け道いっぱいの法律」ならその弊害たるやすざましいものがあってよ?
そのあたり、もう少し真剣に考えていただけないものかしら?