*あら、これなら便利かも、だわ?

Softather(Softetherではないわ)のおはなしよ。なんでも、完璧なセキュリティ対策が出来たらしいの。本当かしら?


すべてのセキュリティは「必要なものに必要な堅さの」機能が備えられていることが前提です。そのため、どのような手段を用いても「必要性を超える」不正なアクセスは出来ないはずなのが現状です。
そうねぇ、確かにそれは理想だわ。


Softatherでは、ファイアウォールなどの設定を無視して突破することが出来ますが、ファイアウォールの設定はそれ自体が「ネットワーク的になにをやってもよい」という程度のセキュリティである以上、そのネットワークには制限がかかっていないのと同じ程度の重要性しかないはずです。
なるほど。「抜けることが可能である」なら「抜いてもよい」っていうことね?


したがって、Softatherがファイアウォールの設定を無視して突破することが出来ることにはなんのセキュリティ的な問題もありません。
そうねぇ、そうなるわね。


また、Softather越しに他人のコンピュータの情報を不当にアクセスすることは厳重に禁止しますが、相手先のIDがAdministratorなどのわかりやすいもので、且つパスワードが空、または非常に類推のたやすいものである場合、それはそもそもセキュリティが必要ではない、公開してよい情報であるために、それにアクセスすることは不当ではありません。
それで納得がいったわ。「社内まる秘」とかいうフォルダは、社外からならアクセスしてよいのね?


Softatherはあらゆるセキュリティに対して「それを突破する」ことが出来るように作成されています。そして突破されてしまうセキュリティは脆弱であるために、突破されても問題はありません。
見事な理論展開だわ。これくらいはっきり状況を教えてもらえれば、お姉さんも少しはあなたのことを認めてあげてもよろしくってよ?
これだけ「完璧な」セキュリティ対策があるなら、便利だって理由で使っているのも分かる気がするわね。だって「なにをやってもいい」んですもの。自由って大切よ?