極めつけに絶句ものなのは、これよ。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/03/29/2591.html
京都府警より、個人情報11人分が含まれた捜査書類がネット上で漏洩、ですって。しかもそれって「捜査報告書、鑑定嘱託書、指名手配書」ですってよ? 聞いたかしら、奥様。なんていうかこぉ「冗談はあんた達の存在だけにして頂戴」って感じだわ。
まぁ当然のことながら、京都府警のWeb(http://www.pref.kyoto.jp/fukei/)を見に行っている2004/03/29 14:18現在、お詫びのおの字も見当たらないわ。さすが「国家権力を背負った暴力団」のやることは違うわねぇ。
しかも


http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/03/29/2591.htmlより
下鴨警察署交番勤務の男性巡査が所有する私物のノートPCで2002年に作成されたファイルが、ネットで閲覧できる状態になっていたことが判明。
ってどういうことかしら? 通常の個人情報と比較してもはるかにデリケートな情報をどれだけ杜撰な意識で扱っていたのか、ってのがよくわかろうってものだわ。


http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/03/29/2591.htmlより
なお、府警の内規によると、私物のPCを公務で使用する場合、所属長に申請して登録する必要がある。個人情報は、ハードディスクへの記録が禁じられており、署外への持ち出しも許可が必要だ。「巡査は、個人情報をハードディスクに記録した時点で、内規に違反している」(京都府警総務部)とし、内規を徹底するよう全署に向けて再度通達したという。
ってあるけれども、まぁ無理ね。こういった状況が起きていること自体、内規が形骸化している好例だわ。そもそも規則ってのは「それを破ることでどのような不利益が起きるのか」という、規則の根底に流れる精神をきちんと理解させることが一番重要なの。そういったことをせずに「いいから守れ」っていう、脳みそまで贅肉で埋まってるような愚かな行為をしているからこういうことになるのよ?
まぁ警察が限りなく愚鈍な連中である、ってのは周知の事実だろうとは思うんですけれども。


http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/03/29/2591.htmlより
なお、現時点では個人情報漏洩による二次被害の報告はないとしている。
この辺の台詞も愚かさを増長しているわねぇ。いかにも「とりあえず目先の火を大慌てで隠そうとしている」感満載だわ。
こんな連中が「法の番人」だ、ってあたりにあたしは恐怖と快楽を感じるの。ただ、少し視点を変えるといい面もあるわ。だって連中バカなんですもの。あたしがどんなことをやったって、うまくやれば気づきゃしないわ。見当違いのことをやって目先に振り回されて慣習としがらみと袖の下を基準に、愚かな行為を繰り返してくれるわ。つまり「本当の犯人」にとってはとても安全なの。ありがたいわ。たしかに犯人も「市民」ですもの。市民の安全を守ってくれているのね? って実感できるわ。
まぁ善良な市民にとっては純粋に恐怖だと思うんだけど。