露出狂なのかしら?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050722-00000105-yom-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050722-00000127-kyodo-soci
原発検査の情報が、またしてもWinnyで垂れ流しっていうお話よ。
ちょっと多めに引用していくわね。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050722-00000105-yom-soci
私物PCが感染、原発検査資料がネット上流出
経済産業省原子力安全・保安院は22日、原子力発電所の検査資料など5種類のデータがインターネット上に流出したと明らかにした。
データが保存されていた保安院検査官の私物パソコンがコンピューターウイルスに感染し、流出が起きたとみられる。核物質防護に関連する重要データは含まれていなかったとしている。
先月、三菱電機子会社社員の私物パソコンから原発の保守・点検データが流出し、電力会社などに対し、実態調査と情報管理の徹底を求めた矢先だけに、保安院自身の危機意識の甘さが問われそうだ。
保安院によると、先月10日に寄せられた匿名のメールに基づき調べたところ、東京電力柏崎刈羽原発関西電力美浜原発などについて検査手順を定めた国の検査要領書など5種類が流出していた。5種類のうち、2種類は外部非公開の資料だった。流出時期ははっきりしないが、資料は2000年から02年にかけて作成されていた。この検査官のパソコンにはファイル交換ソフトWinny(ウイニー)」が入っていた。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050722-00000127-kyodo-soci より
原発検査情報がネット流出 保安院職員のパソコンから
関西電力美浜原発福井県)や東京電力柏崎刈羽原発新潟県)など4原発の保安検査の報告書など5種類のデータが、インターネット上に流出していたことが22日分かった。
経済産業省原子力安全・保安院によると、検査を担当していた保安院職員がデータを自宅に持ち帰り、パソコンで作業をした際に流出したらしい。パソコンはコンピューターウイルスに感染しており、ファイル交換ソフトウィニー」を通じて漏れたとみられている。
流出したのは2000年から02年にかけ、両原発中部電力浜岡原発静岡県)、九州電力川内原発(鹿児島県)で行われた保安検査の報告書や運転実績などに関するデータ。個人情報や核物質防護に関する情報は含まれていないという。
なに考えているのかしら?
…って単純に突っ込んでみてもいいんですけれども、ちょっと気になることがあるのよねぇ。
もちろん、とりあえず

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050722-00000105-yom-soci より
保安院では、資料を持ち出し私物パソコンで仕事をすることについて、具体的な情報管理の規則がなかった。今回の失態を受け、<1>持ち帰りには上司の了承を受ける<2>ファイル交換ソフトの入ったパソコンは使用しない<3>ファイルにパスワードをかけて流出しても閲覧できないようにする――ことを決めた。
で「保安院では、資料を持ち出し私物パソコンで仕事をすることについて、具体的な情報管理の規則がなかった」部分について問題視するのは大切ですし、それはそれでいいと思うの。
ただ…ちょっと、どうしても気がかりな部分があるの。もちろん「杞憂」っていって切り捨てるのはたやすいわ。ただ、しばらくの流れを見ていると、どうしても切り捨てにくい「あること」が気になるの。
そうねぇ。天秤を連想してみて頂戴。片方に乗っているのは「保安院の情報セキュリティへの認識の甘さからくる厳しい世論」だわ。そうして、もう片方に乗るのは…「公表されると極めてまずい"本当の"試験結果」よ。
きっと、あたしの考えすぎだとは思うの。でも、もしあたしが「本当に隠したいなにが」があるのだとすれば。あたしなら「左手のタネを隠すために、右手を高々と持ち上げて」みるわ。そう。今回の「"またしても"Winnyによる情報流出」って感じで。

真相は闇の中。でも、闇って「いろいろなものが連想される」のよねぇ。