マスコミってこんなにも低脳だったのかしら?

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/4894.html
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/04/07/2708.html
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20065346,00.htm
http://www.acca.ne.jp/release/040407.html
ACCA ( アッカ )の続報よ。なんかこぉ…色々深読みはできるんですけれども、結局のところ「双方の愚かさ」が浮き彫りになっただけ、って感じがするわ。
とりあえず片方ずつ切り込んでいくわね。まずはACCAからよ。
全体的に、ヌルさが漂いまくってるわ。ただ「わからない」ということを素直に発表できる素直さは、それはそれで評価してもいいと思ってるの。下手に理屈を捏ね回すよりはまだ好感が持てるって物だわ。うぶな男の子ってのは、そのうち飽きるんだけど、それでも多少の魅力が存在するのは事実なのよね。
まぁ対策もhttp://www.acca.ne.jp/release/040331.htmlで書かれている程度には頑張っているみたいですし。なによりも、頑張らないと「ISPにつるし上げられて干される」危険性を感じてくれているのだとしたら、まぁどんな愚かな経営者でも少しは考えてくれている…と信じてるわ。
さて。本腰入れて切り込みたいのは当然こっちのほう。朝日新聞社よ。先にはっきり申し上げておきますけど、あたし基本的にマスコミってだいっ嫌いなの。そこを踏まえて読んで頂戴。
そうねぇ。まぁ朝日の発言で分からなくもない部分、ってのは確かに存在するわ。


http://www.acca.ne.jp/release/040407.htmlより
最終的に4月1日、同新聞社から、「取材源の秘匿」および「個人情報の保護」の観点から取材上入手したデータを第三者に開示することはできないとの回答をいただきました。

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/4894.htmlより
朝日新聞社からは「取材源の秘匿」「個人情報の保護」の観点から、取材上入手したデータを第三者に開示できないとの回答があったという。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/04/07/2708.htmlより
朝日新聞社からは「取材源の秘匿」「個人情報の保護」の観点から、取材上入手したデータを第三者に開示できないとの回答があったという。

http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20065346,00.htmより
アッカでは3回に渡ってさらなる情報提供を依頼したが、取材源の秘匿および個人情報の保護の観点から取材上入手したデータを第三者に開示することはできないという理由で断られたという。
取材源の秘匿ってのは、まぁ新聞社にとって言い訳になりうる理由だという「盗人の三分の利」を認めてあげてもよくってよ?
やっぱり「秘密を売ってくれる危ない人」っていうのは、それはそれなりに大切な方々だと思うし。あたしだって、あたしに「粉砂糖の材料を売ってくれる業者」はとっても大切に思っているし、それを誰かに教えるつもりなんて毛頭ないわ。
でも「個人情報の保護」ってのは根本から間違ってないかしら? それって「誰から」「なにを」保護したいのかしら? だって元々ACCAが持ってる情報を「返す」だけなのよ?
余計な情報が添付されているなら(たしか性別っていう「付加」情報があったはずよね)、それを「削除した上で」渡す、とか。「渡した後削除するように求める」とか。手段はいくらでもあるはずよね。どうしてそういう提案をちゃんとしないのかしら?
その辺を考えると、個人情報の保護ってのはどう考えても「昨今の世論を加味したおまけ」である可能性が高くってよ。時期限定の葵の御紋って言ってもいいわ。ということは重要なのは「取材源の秘匿」になるの。
…でも、もう少し冷静に考えると。取材源の秘匿なんて「教えなければ」すむことだわ。入手したデータを渡さない理由には何一つならないわ。
つまり理由はどちらも「でっち上げに近い」大嘘で、本音は他の部分にあるような気がするのよね。違うかしら?


そうねぇ。ここであえて穿った見方をしてみてもいいわ。「実は全ての情報を渡してあって、ただ建前上"渡していない"ことにしてある」。情報源の隠匿をしつつ、双方(特にACCA)にとっては「実は情報を受け取っている」から実利もある。この程度の情報操作は基本だわ。対外的には「頑張ってる」ってアピールすればいいんですし、必要に応じては、守秘義務をかけたうえで、ISPの上層部には真実を話してみるってのも手だわ。
こういうことをやっているんならまぁ「偉いわ」ってほめてあげる。あたくしの手の甲にキスをさせてあげてもよろしくってよ?
でも…正直なところ、可能性は限りなく0に近いわ。


ここで「最悪の」可能性を考えてみるわ。実は朝日新聞社が「何らかの形で個人情報を使う」ことを考えていたら、どうかしら?
この場合、可能な限り今回のリストは「裏で出回りまくってる」必要があるわ。そうすれば、万が一のときに逃げやすいし、それでもしくじったときに「合法手段で入手できた」という言い分けがつけやすいわ。
或いは今回の件を見て「朝日に売りつければ金になる」って感じてる連中がいるかもしれない。そうすれば、朝日は「多くの個人情報クラッカーから情報を入手」することが出来るわ。単純に「ニュース」として扱ってもいいでしょうし、名簿を「悪用する」ってのも手だわ。


結局のところ。朝日がやってるのって、どう考えても「自分の利益」のみに極端に偏重した発想から生まれた産物なのよね。
別に利益を追い求めること自体を否定はしないわ。企業が利益を求めるのは当然なんですもの。でも、それは「周囲をなぎ倒してよい」っていうことには、まったくならないのよ?
「自分も他人も潤う」ってのがビジネスの本道であり理想だわ。まぁ他人がどこまで潤えるか、他人という枠をどこまで広げるか、っていうのはあると思うんですけれども。それでも、最低限「あまり多くの迷惑をかけない」ってのは気に留めてもいい内容じゃなくってかしら?
他人のプライバシーを下劣なまでに探り当てて真実を知ろうともせずに曲解して、挙句に品のない扇動的な文章や映像を作り上げていく。そんなマスコミに存在価値なんてないわ。あたしが認めてあげない。
今回の件…だけじゃないんですけれども。朝日新聞社には、中指立ててこの一言を言って差し上げるわ。本当の本音、言えるものなら言って御覧なさい?
裏でこそこそドブネズミのように動き回る連中が「大衆への情報の伝達(マス・コミュニケーション)」だなんて笑えるわ。ドブネズミはドブネズミらしく、日に当たらないところで惨めに暮らしてなさい。大衆のいる、日のあたるところに出てきてもみっともないだけよ?