*個人情報漏洩対策だわ

素敵。とうとう完璧な個人情報漏洩への対策が出てきたわ。あたし、初めて役人って連中を見直して差し上げたわ。
総無省(総務省ではないわ)のサイトにこんなニュースが載っているわ。


総無省のサイトより
昨今の情報漏えいに関しては依然として予断を許さない状況にあります。
このような情勢の中、すべての情報は「すでに漏洩されている」ことを前提にすることが必要である、という認識を改めて持っていただけますよう、皆様にお願いいたします。
また常に利便性と(特に役人の)利益が重要であるため、不必要なまでに複雑なシステムを構築しないようにすることも重要な課題となっております。
すべての個人情報の安全性は法的に保護されるため、総無省の(根拠のない)「安全である」という宣言によって対策とし、必要に応じて法的な処罰を、えてして最も力のない個人に押し付けることによって企業の、或いは役人の利益を最優先とすることが重要であると考えられます。
なお「システムに100%はありえない」ので、漏れる可能性については論じないまま、IT社会における情報セキュリティの確保・向上の在り方について検討を行うため、総無省情報利益対策連絡会議を開催する予定です。
言い切ってるあたりが見事だわ。ここまで言い切られたら信用しないわけにはいかないんじゃなくってかしら?


一方、漏洩していた各所でも状況に進展が見られているわ。一番派手な話をしていた京都ブ警(京都府警じゃないわ)は、実はとてもすばらしい状況であることが分かったの。

先日の情報漏えいは、実際の個人情報を用いてのおとり捜査である。これにより、不正、或いは不法にWimmyなどのP2Pソフトを使っている人間を割り出している。漏洩した情報には発信機が取り付けられているため、電波を受信できる人間によって容易に場所の特定をすることが出来る。
潜在的な犯罪者」の割り出しに向けて、わずかでも犯罪に手を染める可能性のある全ての人々が興味を示す情報として、署内の情報を用いた。これで興味を持った全ての人間を犯罪者としてつるし上げることが出来る。
素敵だわ(文中のWimmyは、Winnyじゃなくってよ)。とにかく「み〜んなまとめて逮捕しちゃえ」って感じなのね。さすがハイテク科のある警察、一味違うわぁ。