万人受けとまでは言わないんですけれども…

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NNW/NETHOT/20050826/166902/
Ajax ( エイジャックス ) という技術に関するお話よ。
最近人気が出てきてる上に随分と「使い勝手がよい」ってことで押している記事が多いんですけれども。
はっきり言ってあたしはとても懐疑的だわ。単純にJavaScriptへの不信感が強いってのがその根底だわね。


元々JavaScriptってわりと「曖昧な」言語なのよねぇ。ブラウザ毎のTipsも激しければOSによる実装の差異も無視できるレベルではなくってよ?
そんな不安定なものを使って、果たしてどこまでちゃんとしたフォローが出来るのかしら?
そうねぇ。期待としては「これをきっかけにして各プラットフォームのJavaScriptに一定の統一感が出てくること」かしら?
とはいえ…どこぞの企業がまた「M$ Ajax」とかってくそ怪しげな規格を作ってきそうで怖いのよねぇ。
ま、しばらくは傍観モードって感じなのかしら?

「危険物につき取り扱い注意」よ?

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/08/29/8934.html
デジタルオーディオプレーヤーのお話なんですけれども。…まぁTitleをご覧になってくださいませな。


http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/08/29/8934.html より
クリエイティブメディアが出荷したプレーヤー本体にウイルス混入の恐れ
ふぅ…。クラクラしそうな内容だわ?
ちょっと詳細を見てみるわね。


http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/08/29/8934.html より
リエイティブメディアは26日、7月下旬に出荷されたデジタルオーディオプレーヤー「Creative Zen Neeon 5GB」の一部に、ワーム型ウイルス「W32.Wullik.B@mm」が混入していることを明らかにした。
えっと…土台が「Windows」ってことなのね?
しかもそれで「ウィルスに感染」って、いったいどういう管理とかなさっていらっしゃるのかしら。しかも、ちょっと冷静に見るともっと怖いことが見えてきてよ?


http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/08/29/8934.html より
今回のウイルス混入は、23日に購入者の指摘により発覚。その後の調査で、「最終パッキング作業工程の複数のオフラインシステム上で発生した」ことがわかったが、詳しい感染経緯については判明していない。
凄いわねぇなにが凄いって「購入者の指摘により発覚」ってあたりが何よりも。しかも「詳しい感染経緯については判明していない。」ってどゆことかしら?
少なくともこの話の流れで

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/08/29/8934.html より
これらのシステムは撤去され、問題は修正されたとしているほか、他のクリエイティブ製品への影響はないとしている。
とか言われてもそれって「認識できてないだけなんじゃ?」とか言われても反論なんてとても出来なくてよ?


なんていうのかしら。もし万が一やむを得ず理由があって「Windowsを使う」のであれば細心の注意を払うべきでしょうし、そうでなければそもそもWindowsなんて物騒なOSを使うこと自体を考え直さなくちゃいけないわ?
なにか「赤い飲み物の名前の付いたウィルス」がCopy機に蔓延した当時の笑い話を思い出しちゃいそうだわ?
もっとも、当事者にとっては笑えないジョークなんでしょうけれども。